2019年大会より、一部ルールを改定しました。 ※変更点には下線
◆RULES◆
T-1クラブチャレンジで使用されるルールは、JTSA(日本トイガン射撃協会)主催 UNLIMITED・LIMITEDのルールに基づいて作成しております。
1.定義
シューターは、あらかじめ決められたステージでスティールプレート、TSS、フォーリングプレートを撃ち、タイムとポイントを競います。 T-1クラブチャレンジでは安全かつ楽しく、スピードシューティングを通じてチームメイトと親交を深め、競い合い、シューティング競技のより一層の普及を目指します。
2.マッチ概要
1.団体戦
T-1クラブチャレンジでは
3人1組のチームを組み、団体戦を行う。
- レディース・ジュニアメンバー特例
チームにレディース・ジュニアメンバーがいる場合、そのシューターには優遇措置がある。
ジュニアは18歳未満とする。
優遇措置については次の号に定める。※5.11
2.1部・2部
マッチは2部制とする。
1部は、T-1オリジナルスティールステージで行なうスティール競技。
チームメンバーのタイムを合算して順位を決定する。
チーム合算タイムが最も速いチームを優勝とする。
2部はTSS、フォーリングプレートを使用するチーム対抗リーグ戦。
TSSステージ、フォーリングプレートステージでの総合勝敗で順位を決定する。
各シューター毎に3ストリング(3戦)、2ストリング先取でそのシューターの勝ちとする。
全シューターで合計3戦行う。
3.リーグ戦
2部リーグ表について、以下の表に1部の結果を基に各チームを振り分ける。
4.削除
5.タイブレーク
リザルトが同一な場合は下記のように順位を決定する。
- 1部では、「Asosan」のステージのタイムで上位の競技者を総合でも上位とします。
「Asosan」が同タイムの場合は、「Dog Run」で判断する。
- 2部では、 TSS・FP合わせたシューター勝率(勝率と記載)・ストリング勝率(SR勝率と記載)の高い方を上位とする。勝率は下記の順で判断する。
「シューター勝率→SR勝率」
それでも同率の場合は、フォーリングプレートでのシュートオフを実施する。
6.スクワッド
各チームメンバーは同一スクワッドになるよう編成する。
1部でのチーム内での撃ち順は、1部開始までに用紙を受付に提出する。
2部は各メンバーが相手と1対1で対戦するため、チーム内で撃ち順を決める。
用紙に撃ち順を記載し、所定の時間までに受付に提出すること。
3.1部・2部共通ルール
1.道具の一貫性
ガン、ホルスター、およびホルスターポジションは、全マッチにわたって同一でなければなりません。
2.クラス
レギュレーションにおいて、クラスを設定します。
クラス別の表彰、ハンデはありません。
カスタマイズ:個人的なカスタマイズは、マッチオーガナイザーが必ずチェックします。
3.ホルスター
ホルスターは各部門のレギュレーションに適合していなければなりません。
ホルスターはエアソフトガンをしっかりと保持すること、 トリガーが露出していないことが必要です。
(一部の部門規定は除く)
4.弾
別途レギュレーションで設定されます。
スチール製ボール・ベアリング弾やペイントのペレットなど、規定のBB弾以外は使用できません。
5.ターゲット
- スティールステージ:プレートは白。ストッププレートは黄色。
- TSSステージ:全て白。
LEDがランダムに点灯しますので、点灯したターゲットにヒットさせます。
- フォーリングプレートステージ:プレートは白。ファイナルプレートは白。
6.ガントラブル
使用しているガンに問題が発生した場合、同様なつくりのスペアガンと交換して使うことができます。
使用するスペアガンは、競技開始前にガンチェック、ホルスターチェックを受け、参加している部門のガイドラインに適合していなければいけません。
7.スペアガンの確認
参加している部門のガイドラインに適合していないスペアガン・ホルスタを使用することはできません。
8.一時退出に関する基準
競技者のガンに、誤作動または破損が起った場合、修理・交換のために一時退出する事が出来ます。(5分以内)
※フルオート及びバーストショットになった場合も適応されます。
また、誤作動・破損が起こったストリングのタイムは採用されます。
9.十分な準備
競技者は、不要な遅延を起こすのを避けるために、適切な数量のマガジンの準備を行ってください。
BB弾のロード不足、ガス圧不足などの不備により、ターゲットに当たらない、撃ちきれないなどのミスは競技者の責任とし、リシュートは認められません。
10.競技の進行
前の競技者が終わった時に、レンジオフィサーは、ラインに次の競技者を呼びます。
11.撃つ前の準備・レンジコマンド
- サイトチェック:競技者はR.Oからサイトチェックの指示の後、マガジンをロードする前に、サイトチェック、ドロウの練習を行なえます(約30秒、ドロウ3回まで)
それを超えた場合、レンジオフィサーから「今すぐ用意してください」と伝えられます。
ドロウの練習やサイティングが終わったら、10秒以内にマガジンのロードなど競技開始に必要な準備を行い、レンジオフィサーに準備ができたことを伝えなければなりません。
(10秒以上かかった場合は、レンジオフィサーはスタートブザーを鳴らすことができます。)
- 競技開始:
「ロードアンドメイクレディ」
このコマンドの後、マガジンをロードし初弾をガンに装填。
安全装置をかけた状態でガンをホルスターに納めます。
「アーユレディ?スタンバイ」:
スタートポジションを取り、静止します。「スタンバイ」が命じられた後は、手を静止し続けさせなければなりません。
1〜3秒後、スタートブザーが鳴ります。
1部においてはスタートブザーが鳴る時に競技者がコースを撃ち始めなければ、そのストリングの最大の時間(30秒)を与えられることになります。
準備時間が限られていますが、限られた時間の中でスムースに競技を進行するために必要であるとご理解ください。
- 競技終了:
「アンロード・ショークリア」
競技者は、マガジンを抜きガンのスライドを開いて、レンジオフィサーにガンが発射できない状態にあることを示します。
「スライドダウン・ハンマーダウン・ホルスター」
ガンクリア確認後、競争者はガンを必ず1度空撃ちしてからホルスターに入れるかバッグに納めます。
※ロード状態で、レンジから移動してはなりません。
12.マズルキャップの運用
対象となるガン:タナカ製ペガサスリボルバ、マルイ製リボルバ等、ガン本体に弾、ガスをこめるガン
状態の確認:セイフティ状態”マズルキャップを装着”、レディ状態”マズルキャップを外す”
運用:マズルキャップを装着した状態でのみ、弾とガスの補充ができます。競技開始時、”ロードアンドメイクレディ”にて、マズルキャップを外します。競技終了後、”アンロード・ショウクリア”で、マズルキャップを装着します。
注意:マズルキャップを装着しないで、セイフティゾーンや待機場所で、ガンを取り扱うことはできません。競技位置や、ディスチャージエリア以外での発射は【即失格】となりますので、十分注意して、ご使用ください。
【推奨となる場合】
対象となるガン:東京マルイ製電動ガン等、マガジンを抜いても弾が本体に残る可能性のあるガン
運用:競技位置や、試射レンジ以外では、マズルキャップの装着を推奨します。
注意:競技位置や、試射レンジ以外での、発射は【即失格】となりますので、十分注意してご使用ください。
13.コースブリーフィング
チーム:すべての競技者はチームにより分割されます。各チームは、その時割り当てられたコースに移動し、各コースのレンジオフィサーの指示に従ってください。
質疑:すべてのチームは、レンジオフィサーからコースブリーフィングを受け、質疑応答を行います。その後、競技の準備となります。
14.ハンズポジション
手が後ろから見え、手首が完全に肩より上で静止した状態で行います。手・手首の位置が明らかに低い場合、静止していない場合は、警告を与えます。
警告以後に同様なことがあった場合、その行為を行うごとに+3秒のペナルティになります。
15.スタートポジション
- オープン、リミティッド、リボルバ、カウボーイ、コンシールドキャリー部門は14に定めるハンズアップスタンバイ。
- ロングガン部門はストックを肩から外し、ウイークハンド保持で45度ポジションスタンバイ。
セイフティをかけ、グリップの側面をストロングハンド側のベルト(体側位置)に当てて、ウィークハンド保持、ストロングハンドをハンズアップ。
※グリップエンドを、ベルトに乗せたり、引っ掛けるようなスタイルは禁止とし、グリップをベルト部につける。ストロングハンドの手首は肩のラインより上げる。スタート合図後、グリップ部をストロングハンドでつかむまで、銃を動かしてはならない。
その他は、14に従う。
4.競技上の安全管理
1. アイプロテクション
すべてのシューターと観客は、アイプロテクション(目を保護する物)を必要とします。 アイウェアなしではシューティングエリアに立ち入れません。
2.安全規則
すべての競技者のガンは、レンジオフィサーによってロードすることを指示される時を除いて、いつもアンロード状態にしておかなくてはなりません。
ガンを取り扱う際は、常にダウンレンジに向けておかなければなりません。
競技中にマガジン等を落下させた場合、各ストリング間にレンジオフィサーの許可を得てから拾うことを認める。
競技中、ロードしたガンをアップレンジに向けた場合(180度ラインを切った場合)、競技者は即時にアンロードするよう促され、マッチ全体から失格となります。
競技者は、実際にターゲットを撃つ時以外は指をトリガーガードの外に出しておかなければなりません。
5ストリングの競技後、競技者のガンが、レンジオフィサーによってクリアであると確認されるまで、どの競技者もボックスを離れることができません。
レンジオフィサーにクリアであると確認をとった上で、ケース、またはホルスターに納めるようにしてください。
何らかの理由で、ガンをアンロードすることができないことが判明した場合、競技者はレンジオフィサーに知らせなければなりません。
3.安全違反
1. 以下のような違反は、失格となります。1回目では警告とし、2回目は失格となります。
- アンロードしたガンを、アップレンジに向けた場合(180度ラインを切った場合)
- アンロードしたガンを落とした場合
- ロードしたガンを、ボックスに置いて行った場合
- コントロールされてないと判断される発射、もしくは予期せぬ発射行為
- レンジオフィサーの許可を得ないまま、落ちた物を拾う行為
2. 以下の違反は自動的に失格になります。
- ロードされたガンをアップレンジに向けた場合
- ロードされたガンをドロップした場合
- シューティングボックス内で、ホルスターか一番手前のターゲットより前の地面に向かって発射した場合
- ロードされたガンの危険な取り扱い
- 禁止薬物の影響の下の競技者 (アルコールなど)
- スポーツマン精神に反するような行動、または動作。または別の競技者のパフォーマンスに悪影響を与える行為。
3. シューターの失格後の記録は、MAX及び負けとして記録する。
4.服装規定
風紀を著しく乱すと考えられる場合は、入場をお断りする事があります。
5.コースオブファイア(1部)
1.ターゲットの数
各コースは3〜5つのプレートから構成されます(その一つは「ストッププレート」になります)
2.ストッププレート
黄色く明示されたストッププレートには、タイマを止めるため、最後にヒットします。
3.ヒットする順番
スタートブザー後、まず白い 2〜4つのターゲットそれぞれにヒットしなければなりません。その後、タイマを止めるために、黄色く明示されたストッププレートを最後にヒットします。
そのスタートブザーからストッププレートをヒットするまでのタイムを計測します。それを1ストリングとし、これを5ストリング行います。
発射弾数に制限はありません。
4.ヒット数
各ストリングの間に、それぞれのターゲットへ、少なくとも1回ヒットしなければなりません。
撃ち漏らしがある場合は、1枚につき+3秒のタイムが加算されます。
5.ステージタイム
各シューターのタイムを合計し、各ステージのタイムを算出します。
各シューターのタイムは下記の方法で算出します。
- 1stシューターのタイムは、5ストリングのすべてのタイムの合計。
- 2ndシューターのタイムは、5ストリングの最も遅いタイムを除いた4つのタイムの合計。
- 3rdシューターのタイムは、最も早いストリングのタイムの4倍。
6.最大時間
1ストリングの最大時間は、30秒です。30秒の制限に達した場合、競技者はそのストリングを停止し、次のストリングの準備をレンジオフィサーが促します。また、その
ストリングのタイムは30秒となります。
7.行為エラー
開始シグナルの前に動く、明示されたボックスから間違ったターゲットを撃つ、ボックスの外に着地して撃つ、及び不正確な動きは、+3秒の行為エラーとなります。
8.シューティングボックス
すべてのシューティングはシューティングボックス(1メートル× 1メートル)から行います。
両足をボックス内につけて、立ってください。
ボックスを踏んだり、足をかけたスタイルは禁止とします。
9.フット・フォールト
体のいずれかの部分が、シューティングボックスの外に着地している間に弾が発射された場合、 行為エラーとなります。
10.スコアのチェック
撃ち終わった後、1分以内に各スクワッドのPC上にてスコアをチェックしてください。スコアに関しての質疑は、その時レンジオフィサーにします。撃ち終わって1分以降は質疑は無いものと判断し、それ以降の質疑は受け付けません。
11.レディース・ジュニア優遇措置
- レディース・ジュニアシューターには、各ステージにおいて1回ずつのリシュートを認めます。
- リシュートはストリングが終了してから、次のストリングを開始する意思を表示する(ハンズアップする等)、また最終ストリング後はアンロードする前までにROに対し口頭で申請すること。
- リシュートを申請した場合、直前のストリングのタイムを抹消して再度計測を行うことができます。
- 行為エラー(5.7)を行ったストリングにはリシュートを申請できない。
- 競技上の安全管理(4)をリシュートによって抹消することはできない。
- 各ステージにおいて、リシュートを申請しなくてもよい。
6.コースオブファイア(2部・TSSステージ)
1.ターゲットの数
コースは6つのランダムに点灯するプレートから構成されます。
2.ヒット数、順番
スタートブザー後、ランダムで点灯するターゲットをヒットしていきます。
発射弾数に制限はありません。
30秒以内に点灯したターゲットをヒットできない場合は消灯し、次のターゲットが点灯します。
3.ステージタイム
相手チームより速く6枚のターゲットを撃った方が勝ちになります。
4.行為エラー
開始シグナルの前に動く、ボックスの外に着地して撃つ等の行為エラーは警告となります。
1度目は警告後、そのゲームはやり直し。
2度目以降の警告を受けたシューターはそのゲームでは失格とし、相手チームの得点となります。
5.シューティングボックス
すべてのシューティングはシューティングボックス(1メートル× 1メートル)から行います。
両足をボックス内につけて、立ってください。
ボックスを踏んだり、足をかけたスタイルは禁止とします。
各チーム、ボックスA、Bどちらを使用するかは、対戦前に各チーム代表者によるじゃんけんにて決定する。
6.フット・フォールト
体のいずれかの部分が、シューティングボックスの外で着地している間に弾が発射された場合、 行為エラーとなります。
7.スコアのチェック
撃ち終わった直後に自チーム側のモニターにてタイムを確認してください。タイムに関しての質疑は、その時レンジオフィサーにします。その際に質疑が無い場合はそのまま進行し、それ以降の質疑は受け付けません。
7.コースオブファイア(2部・フォーリングプレートステージ)
1.ターゲットの数
6枚のフォーリングプレート、1枚のファイナルプレートから構成されます。
2.ヒット数、順番
スタートブザー後、6枚のプレート倒していき最後にファイナルプレートを倒した方の勝利となります。
左右どちらから撃ち始めても構いません。
発射弾数に制限はありません。
6枚のプレートを必ず倒してからファイナルプレートを倒してください。
プレートが残ったままファイナルプレートを倒した場合、行為エラーとなり相手チーム側の得点となります。
3.ステージタイム
相手チームより先に6枚のプレート、ファイナルプレートを倒した者を勝利とします。
4.行為エラー
開始シグナルの前に動く、ボックスの外に着地して撃つ等の行為エラーは警告となります。
1度目は警告後、そのゲームはやり直し。
2度目以降の警告を受けたシューターはそのゲームでは失格とし、相手チームの得点となります。
プレートが残ったままファイナルプレートを倒した場合は即、相手チーム側の得点となります。
間違えて相手チームのファイナルプレートを倒した場合も即、相手チーム側の得点となります。
5.シューティングボックス
すべてのシューティングはシューティングボックス(1メートル× 1メートル)から行います。
両足を、ボックス内につけて、立ってください。
ボックスを踏んだり、足をかけたスタイルは禁止とします。
各チーム、ボックスA、Bどちらを使用するかは、対戦前に各チーム代表者によるじゃんけんにて決定する。
6.フット・フォールト
体のいずれかの部分が、シューティングボックスの外で着地している間に弾が発射された場合、 行為エラーとなります。
7.スコアのチェック
撃ち終わった直後に自チーム側プレートを目視にて確認してください。質疑は、その時レンジオフィサーにします。その際に質疑が無い場合はそのまま進行し、それ以降の質疑は受け付けません。
倒れた勢いで起き上がってしまったプレートに関してはヒット扱いとする。